« 米高校生「国が主導して若者を特攻させるなんて許せない!」 | トップページ | ハイビスカス »

2008年7月31日 (木)

星の王子さま

1944年7月31日、この日コルシカ島ボルゴ基地から、晴れ渡ったコルシカの空に飛び立った1機のF-5B(P-38の偵察機型)は、2度とその基地に帰ることはなかった。
その機を操縦していたのは、44歳の老齢のパイロット。
十代、二十代のパイロットが殆んどの戦闘機乗りとしては異常ともいえる年齢だが、彼の空に対する熱意が、偵察機のパイロットとしてこの基地に潜り込ませたのだった。
そういえば、東京初空襲で有名なドーリットル爆撃隊にも彼は志願したとか。
彼の名前は、アントワーヌ・ド・サンテグジュペリ。
日本でも彼のファンは多い。
南方郵便機でデビューし、夜間飛行、戦う操縦士など多数の作品があるが、なかでも星の王子さまはもっとも有名であり、私も大好きな作品である。
2003年、マルセイユ沖の海底から機体の一部が引き上げられ、機体番号からサンテグジュペリの乗機であることが確認されている。
撃墜したのは、ドイツ空軍のホルスト・リッパード。
彼もサンテグジュペリのファンであり、サンテグジュペリであることがわかっていれば撃墜しなかったのにと語ったという。
当時から、ドイツ側にもサンテグジュペリのファンは多く、無線で捜索状況を傍受し、ドイツ独自にチームを編成し捜索した。
又、これは余談ではあるが、1943年4月18日、ブーゲンビル島上空で連合艦隊司令長官山本五十六の乗機、一式陸攻を撃墜し、山本五十六を暗殺したのもP-38である。
合掌。Photo

« 米高校生「国が主導して若者を特攻させるなんて許せない!」 | トップページ | ハイビスカス »

戦争」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.f.cocolog-nifty.com/t/trackback/394017/22674831

この記事へのトラックバック一覧です: 星の王子さま:

« 米高校生「国が主導して若者を特攻させるなんて許せない!」 | トップページ | ハイビスカス »